2024年3月7日にフジテレビで放送された「大奥」。
7話でお品が側室になるという倫子には青天の霹靂くらいの出来事が起きてしまいました。
松島に裏切られた田沼が高岳と組み、新たな男子の誕生を狙ったためでしたが・・・
続きはどうなったのでしょうか。
大奥 第8話ネタバレあらすじ
お品が上様の側室になったと聞き急に産気づいてしまった倫子でしたが、残念ながらかなりの早産のようで女の子を死産したということでした。
この話を聞かされたお品は倫子の元へ行こうとしますが、高岳の無言の圧力に負けて行けませんでした。自分が行っても苦しめるかもしれない、、と思ったかのもあるかもしれません。
子どもの頃から家治に全て奪われてきたと苛立ちを隠せない定信。(どちらかというと逆恨みな感じですが。)
上様も倫子の産んだ子が死産と聞いてショックだったところへ、田沼は子供はたくさんいた方がいいとわかったのではないですか?などと、鬼畜のようなことを言い上様を怒らせます。
そんな時、お品が懐妊します。高岳が田沼の元を訪れ二人で大喜びしました。
どのくらいの月日が流れているのかがわからないのですが、倫子は長い期間傷心のまま部屋にこもっているようでした。
上様と国の未来について語り合った時に見ていた絵を眺めながら、涙を流します。どうやら苛立ちのあまり破いてしまったようです。
そこへ上様が前触れもなく訪れます。「打ち明けたいことがある」と部屋に入った上様でしたが、亡くなってしまったわが子への感情が溢れ出した倫子にかける言葉が見つからない上様でした。
お品は、自分が無事に子供を産めば葉山を助けられると信じ、密会していた蔵で思い出に浸っていました。
そこへ猿吉が現れます。猿吉は、幸せそうではないお品の子は、生まれて幸せになれるですか?と、なぞなぞのような問いかけをしました。
お品は隠してあった、お香、倫子が不妊になるように焚かれていた香を使って自分が流産しようとします。
しかし、お腹の子から何らかのメッセージを感じ、思いとどまりました。
定信からの贈り物を受け取る倫子。モナカの下に入っていた手紙には今夜夜空を見るように、どんな暗闇にも花は咲きますと書かれていました。
その夜花火が上がり、倫子は少し元気を取り戻したようです。
定信が、上様が次々に側室を設けたのが田沼の差し金であったと知ったようです。(逆にどうしてバレてなかったのか不思議です)その報告は、どうやら三度笠の男からのようでした。
定信もまた花火を見ながら、何か事を起こす決意を固めたようでした。
お品が男の子を無事に出産しました。
お品はこれで葉山を開放してもらえるのかと田沼に聞きますが、すでに城を出て遠くで元気にしていると伝えます。本当は牢で亡くなっていましたが、口が裂けても言わないつもりのようです。
お品の子を次期将軍にすると田沼と高岳から聞かされます。
すでに竹千代が居るのではと言うお品でしたが、お品こそが将軍生母にふさわしいと田沼は言います。
それに将軍になれなければお品の子は生涯日の目を見ることはなく、男子であることが疎まれ、この城も追われ最悪の場合・・どんな目に遭うかわからないとお品を脅します。
上様と赤ん坊を連れて庭に居たお品は、子どもの名前に「貞」の字を入れて欲しいと願います。葉山貞之助の貞という字をどうしてもわが子につけたかったようです。
上様は願いを聞き入れ「貞次郎」と名付けてくれました。
倫子のもとへ定信からまた贈り物が届き、甘納豆の下に手紙が入っていました。
近々行われる増上寺代参で、会いたいということが書かれていました。
上様が学問所を開く計画を実行に移そうとしていました。田沼が財政逼迫の時期なので先送りにしてはと進言します。
お金は田沼が商人から巻き上げたお金がたくさんあるからそれを使えと上様は言いました。
松島から余計な災いが起こる前に竹千代を世継ぎにすると宣言して欲しいと言われ、上様は考えると答えました。
直後、田沼がお品の産んだ貞次郎を世継ぎにするよう宣言するよう強く進言を受けます。
枯れたりんどうを見ながら倫子は皆の頭の中に自分の産んだ子が人数に入っていないのか、とまた悲しくなっていた所へ上様がやってきました。
上様が倫子に見せたいものがあると、松を植えたと見せました。
常緑樹であり1000年生きると言われるこの松に娘を思っていると言いました。生涯忘れない倫子の中で大事に育てた自分たちの娘のことを生涯忘れないと倫子に言います。
松の横には可愛い石が置いてあり、石には「千代」と彫られていました。
号泣する倫子。二人で松に手を合わせながら、無かったことにはしない、身ごもった喜びも亡くなってしまった悲しみも全て抱えて生きていきますと倫子はいいました。
上様が、皆の前で世継ぎは年長者である「竹千代」にすると宣言しました。
「家基」(いえもと)という名前を与え、この先何があろうと変更はないと言いました。
喜ぶ松島サイドでしたが、お品の目に反感の思いを感じ取った倫子は訳が分からない様子でした。
田沼が現れ、いつものように扇子で上様を脅すように「どういうつもりだ」と言いますが、ついに上様が扇子を奪い、半分に割り、「将軍はこのわしだ わしが決める」とその場から去りました。
目を剥く田沼。呆然と立ちすくみます。
世継ぎが決まったのなら消すしかないと定信が言い、その後竹千代が庭を走るシーンになりました。
竹千代は誰かにぶつかってひっくり返るのですが、ぶつかった相手は猿吉でした。
え?もしかして猿吉が三度笠の男だったの?と私が勝手に思ったところで終わりました。
大奥はつまらない?第8話の感想
お品の子が生まれ、男の子で、世継ぎ争いに巻き込まれてしまいました。
皆さんご存じと思いますが「家基」という名前の徳川将軍はいないので、何かがどうにかあるのだろうと思います。
お品が田沼たちに洗脳されてしまった感じで、わが子の行く末を案じる母モード全開になっていくのでしょうか。
踊らされないのが一番いいですが、後ろ盾も何もないよりは誰かに守ってもらえる方を選んでしまうものなのですよねきっと。
まとめ
お品が男の子を産んだことで、また新たな火種が生まれて大奥はいつも騒がしいという状態になっています。
次回どうなるのか、、見守りたいです。