2024年2月22日にフジテレビで放送された「大奥」。
5話ではお知保が妊娠したということで田沼と松島が大喜びしていました。
御台所である倫子も子供が欲しいと頑張っているようなのですが。
続きはどうなったのでしょうか。
大奥 第6話ネタバレあらすじ
お知保のお腹が臨月に近い大きさになっていました。
高岳らにも「道を開けてください」と言うほどに、力をつけているようです。
部屋で香を焚く女中に「また香を変えたのですか?」と尋ねるお品に「町で人気の香りのようで、心が安らぎ子を授かるのによいとか」と答えていました。
そのそばで物思いにふける倫子。子供も出来ず、お知保がこのまま男の子を産んだらなど色々考えると心中穏やかではないという感じです。
病床に臥せっている田安宗武(陣内孝則)を心配そうに見舞っている定信。
咳込みながら宗武は定信にこれをお前に譲ると吉宗公から受け継いだという葵のご紋の入った守り刀でしょうか、そのくらいのサイズの刀を定信に渡します。
お前は誰が何といおうと八代将軍吉宗公の孫であり将軍家の血を引く跡継ぎだと言います。
最後に頼みがあると、宗武は定信に何か耳打ちしました。
大きなおなかをさすりながら歩くお知保の着物の裾を高岳の部下の朝霧に踏まれて転倒します。
上様からの指示で松島から朝霧には無期限の謹慎が言い渡されました。
一向に妊娠の兆しのない倫子のために、葉山らは鶏の肝、ウナギの塩焼きなど子を授かるのに良いと言われる食材を使い食事を作ります。あまり美味しくはなさそうです。
がんばっているのにどうしてお子を授からないのかと言うお品に、もっと違う食材も探してみるという葉山。
2人は相変わらず蔵で会いお話をしているのですが、これを謹慎するため帰ろうとしていた朝霧に見られてしまいます。
倫子はお知保に特に何もしていないのですが、目の前でお守りをわざと落として倫子に拾わせるという嫌なことをします。子供は出来ても上様の心が手に入らないことに苛立ちがあるのは確かでしょう。
と、倫子に嫌がらせをしている時にお知保が産気(さんけ)づきます。
上から吊るされた縄につかまり一生懸命のお知保、時間がかかったようですが、無事に男の子が生まれました。
若君=お世継ぎということで、家臣からお祝を述べられる上様。
荒れ狂う高岳のもとに、朝霧が訪ねてきます。お品の事を言いに来たようです。
謹慎したはずなのに簡単に出入りできるのかというのは今は考えなくてよさそうです。
倫子の元を訪ねる上様に男児出生のお祝を述べましたが、会いに行ってはいないという上様に倫子が怒ります。
自分に気を使っているなら余計にみじめになるだけだと。命がけで上様のお子を産んだお知保に今すぐ会いに行ってくれと言いました。
仕方なく?お知保のところへ行きねぎらいの言葉をかけます。お知保は涙を嬉しさに流しました。
お香の煙がくゆる部屋で、どうして母になれないのかと自分への苛立ちが抑えられない様子の倫子でした。
気分が塞いでいる倫子を散歩に誘うお品でしたが、その途中に笑顔で赤ん坊を抱いているお知保を見かけてしまい、倫子は走り去ってしまいました。
その頃、松島は上様に若君の名前を「竹千代」にしてはどうかと進言していました。お世継ぎならば、神君家康公や上様と同じご幼名が相応しいでありましょうと。
まだ世継ぎと決めたわけではない、倫子も子を望んでいると言う上様に、松島は生まれたところで公家の子であると言い放ちます。
その上で、この長い期間をもってしても子供が出来ないというのはそれだけ倫子にも気持ちの負担がかかっているのだと。時には諦めるきっかけを与えるのも必要なのでは?と。
偶然、倫子に膳を運ぶお品と遭遇した上様は、普段から倫子が子供が出来るように努力をしていることを知ります。
その後の総ぶれで、上様から生まれた子共に「竹千代」と名付けたことが発表されました。
もう用無しと宣言されたように感じ、倫子はやり場のない喪失感を感じていました。
上様とりんどうを見ながら話す倫子。倫子の負担を取り除きたくて跡継ぎを決めたつもりだった上様は、それでも子供が欲しいという倫子に、子どもがいないと自分と幸せにはなれないというのか?と倫子に聞きます。
答えられない倫子に、上様も寂しそうな切ない顔でその場を去りました。
田沼と松島に転機が訪れました。
「竹千代」と名付けた件を松島が1人で決めたことに、あからさまな怒りをぶつける田沼は、飲みかけのお酒まで松島にぶつけます。
もともと田沼のことは気に入らなかったという松島は、これから先は指図をするなと、もう用済みだと田沼に言いその場を去ります。
また香が変わったことに不信感を抱くお品は、葉山に香を少量を渡し、調べて欲しいとお願いします。
お品は倫子に仕えることだけを考えてきたので自身の結婚などは想像が出来ないと言います。
葉山に自分の幸せも考えてみては、と抱きしめられ、今が幸せだというお品。2人は顔を傾けキスをしたように見えました。きっとしたであろうその場面を高岳の部下の夜霧に見られていました。
夜霧から報告を受けた高岳は、許すまじき所業、大奥法度違反じゃ、お品殿には厳しい処分がくだされよう、、と、誰かに言うつもりなことがわかりました。
松島に裏切られた田沼は、手を組もうと言って来た昔の松島との会話を思い出していました。
松島は胸にやけどの痕がありますが、公家から来たという松島にも辛酸を舐めた時期があったようで、とにかく大奥を手中に収めたいと言う気持ちになっていたようです。
そこで自分(田沼)にすり寄ったわけですが、その時からすでに目的が達すれば自分を踏み台にするつもりだったのだなと思い至りました。
赤ん坊を抱き、ようやく手中に収めた権力に万感の思いがこみ上げている様子の松島。
倫子の元に定信から饅頭の箱の底に入った「手紙」が届きました。
世継ぎの件に触れ、倫子の気持ちが滅入っていないか気遣う手紙でした。現在の自分を見ているかのような的確な内容に、涙を流す倫子でした。
この手紙に励まされ決心をし、お知保に会いに行こうと思った様子の倫子ですが、松島と揉めているお知保に遭遇します。
そこで初めて赤ん坊を間近で見て触れて、妬んでしまった自分を恥じ、元気に育つようにと言い残しその場を去りました。
上様に会い、以前の自分の所業を謝りました。この国の父として思う上様の気持ちと同じ気持ちで自分もこの国の子供のことを思いたいと言う倫子に上様は喜びの抱擁をしました。
その後、倫子は苦しみだし、その場で倒れました。
田沼は、松島に裏切られた腹いせと、大奥にも繋がりを持つ必要がある両方の面から高岳に手を組みましょうと打診していました。大奥総取締役を高岳にと上様に推薦すると。松島を今の地位から引きずり下ろすつもりのようです。
実は「お香」に子供が出来にくくなる成分が含まれていたと葉山から聞かされたお品は、女中に詰め寄りますが、逃げられてしまいます。
その女中は逃げて、どこかの寺のような所に入りバレたようだと三度笠を被った男に言います。
「それは残念だ」、と現れたのはなんと定信でした。
定信は父宗武から「家治の血筋は根絶やしにしろ、お前があの城の頂に立つのだ」、、と耳打ちされたのはそんな言葉だったようです。
どうかお命だけはと言う女中ですが、三度笠の男に切らせます。
子どもの頃の定信と倫子のシーンが流れ、羽が半分無いトンボを倫子に見せ、羽は自分がむしったと言う定信に「かわいそうだからやめて」と倫子は言いますが、定信は「かわいそう?なぜだ?」と本当にわからないという表情で言いました。
女中の死体を見ることもなく「片づけておけ」と言う冷たい表情の定信が居ました。
大奥はつまらない?第6話の感想
お知保が、男の子を出産し、お世継ぎとして認知されるという倫子にとってツラい展開でしたが、それを乗り越え夫婦の絆を更に強くできたとも受け取れる回でした。
定信という人は、史実ではとてもいい人のようなのですが、ちょっとサイコパスな雰囲気を醸し出していたので、急にどうした?と思いまいたが、私が知らないだけなのかもしれないのでそれはいいです^^;。
妊娠しやすい食材とか、妊娠しにくくなる成分のお香とか、考えたことがなかったので、ある意味新鮮な内容でした。
まとめ
倫子が倒れ、定信が超悪者で、お品もどんなことになるのか、、とんでもない予告が流れていたこともあり、心配です。
次回どうなるのか、、見守りたいです。