伊集院静の代表作は何？その他の作品やおすすめも！

作家として活動されていた伊集院静さんが亡くなられたと訃報がありました。

とても有名な作家さんですが、どんな作品があるのでしょうか？

伊集院静の代表作とは？

彼の作品には多くの受賞歴があり、「乳房」や「受け月」、「機関車先生」、「ごろごろ」などがその代表作として挙げられます。

伊集院静さんは1950年、山口県防府市で生まれ、在日韓国人2世として成長しましたが帰化して日本国籍です。

立教大学文学部日本文学科に進学し、卒業後、広告代理店電通に就職し、そこで初めて結婚をしましたが、お子様が2人おられましたが1980年に離婚しました。

その後、コンサートツアーの演出やCMディレクターとして活躍し、1981年に短編小説「皐月」で作家デビューを果たしました。

1984年、女優の夏目雅子さんと再婚しましたが、翌年、夏目さんが白血病で急逝されました。

1992年、女優の篠ひろ子さんと再々婚を果たしました。

伊集院さんはデビュー後、小説やエッセイを多く発表し、作家としての名声を築きました。

彼の経歴には広告代理店勤務から文学の世界へと飛躍する、多岐にわたる経験が反映されています。

彼の再婚や人生の悲喜こもごもは、その作品や執筆にも多大な影響を与えました。

夏目雅子さんは、1977年にカネボウ化粧品のキャンペーンガールとなり、その後は夏目雅子として芸名を用いて活動しました。

テレビドラマ『西遊記』での三蔵法師役や映画『鬼龍院花子の生涯』での主演などで人気を博し、当時は注目の女優でした。

伊集院さんとはカネボウのCMで知り合い、1984年に結婚しましたが、翌年に夏目さんが急性白血病に罹患しました。

伊集院さんは仕事を辞めて看病しましたが、1985年9月11日に27歳で亡くなりました。

後に伊集院さんは、夏目さんとの思い出を綴った著書『さよならの力』を発表しました。

一方、篠ひろ子さんは、1973年にテレビドラマ『時間ですよ第3シリーズよ』で注目を浴び、その後も『寺内貫太郎一家』や『虹子の冒険』などの人気ドラマに出演しました。

1992年に伊集院さんと結婚し、夏目さんについて書こうとする伊集院さんに対し、篠さんは快く許可したとされています。

現在までは、二人で仙台で生活しており、篠さんは1997年以降女優活動を休止しています。

伊集院静の作品は多岐にわたり、自伝的な長編「海峡」三部作や、「大人の流儀」シリーズなども彼の作品リストに含まれます。

また、作詞家としても活躍し、近藤真彦に「愚か者」や「ギンギラギンにさりげなく」などのヒット曲を提供しました。

伊集院静の作品は映像化や舞台化も多くされ、「乳房」、「クレープ」、「機関車先生」、「駅までの道をおしえて」などが映画化され、テレビドラマ化された作品には、「いねむり先生」、「拝啓色川先生」、「夕空晴れて」、「海峡」、「あづま橋」などがあります。

さらに舞台化された作品には、「ツキコの月」、「ミチクサ先生」などもあります。

2020年にくも膜下出血で倒れ、その後、肝内胆管がんと診断されました。

2023年11月24日に享年73歳で亡くなりました。

彼の作品は数多くのファンを魅了し続けています。

たくさんの作品を残し、多大な影響を与えた偉大な方が亡くなられたということで、功績を知りたくて調査しました。

素晴らしい方だったのだなと改めて感じました。

ご冥福をお祈りしたいと思います。