秋元強真(あきもときょうま)選手は、18歳という若さでRIZINに参戦し、デビュー戦での衝撃的なTKO勝利が話題を集めました。
千葉県旭市出身の秋元選手は、幼少期からボクシングやサッカーに打ち込み、10代で総合格闘技(MMA)に転向。
才能と覚悟を持って格闘技の世界に挑む秋元選手は、いまや次世代のRIZINスター候補です。
本記事では、秋元強真選手の異色の経歴や戦績、そしてRIZINでの活躍と今後の展望について詳しく解説します。
秋元強真の異色の経歴、格闘家を目指した理由と歩んだ道のり
秋元強真選手は2006年に千葉県旭市で生まれました。幼少期は兄の影響で6歳からサッカーを始め、小学校から中学卒業までの8年間サッカーに熱中していました。
しかし、14歳のときにRIZINの試合で朝倉未来・朝倉海兄弟の戦いぶりを見たことで衝撃を受け、総合格闘技(MMA)への興味が芽生えました。
自らの強さを証明したいという思いが彼の格闘家人生のスタートです。
秋元選手は中学卒業後、家族の反対を押し切って高校進学を見送り、総合格闘家としての道を選択しました。
当初は友人の紹介で「パラエストラ柏」に通い始め、格闘技の基礎を学び、日々の練習を積み重ねていきました。
その後、2024年には新たな環境を求め、より高度な技術指導を受けるために「JAPAN TOP TEAM」に移籍し、プロ選手としてのキャリアを本格的にスタートしています。
秋元強真の戦績、デビューからRIZIN参戦までの快進撃
秋元選手は2022年6月26日に「GLADIATOR 018」でプロデビューし、宮川日向選手とのフライ級戦で判定勝利を収めました。
その後、バンタム級へ階級を上げてDEEPに参戦し、2023年11月11日の「DEEP 116 IMPACT」では田口貴親選手を1ラウンド TKOで下し、その後も連勝記録を更新しました。
この3連勝により、秋元選手はRIZINファイターとして注目されることになります。
さらに、2024年5月にはAbemaTVの人気格闘番組「格闘代理戦争 THE MAX」に出演し、朝倉未来選手の推薦でアラン“ヒロ”ヤマニハ選手と対戦。
格闘技界でも注目度の高いヤマニハ選手に対し、2ラウンドでのボディへの強烈な打撃からパウンドでTKO勝利を収め、格闘ファンに大きな衝撃を与えました。
この試合で秋元選手は「超RIZIN.3への出場」を直訴し、その期待に応える形でついにRIZIN参戦が決定しました。
まとめ RIZINでの活躍と将来の期待
秋元強真選手のRIZINデビュー戦は2024年9月29日の「RIZIN.48」。
この試合では、ベテラン選手である金太郎選手を相手に、左ストレートでダウンを奪った後、グラウンドでの膝蹴りで見事な1ラウンド TKO勝利を収めました。
秋元選手の強さとスピード、そして若さを活かした戦い方に会場も大いに盛り上がり、デビュー戦としては文句なしの結果となりました。
次戦は2024年11月17日の「RIZIN LANDMARK 10」で、SBスーパーライト級王者である鈴木博昭選手と対戦予定です。
10代でRIZIN王座を目指すという目標を掲げる秋元選手は、朝倉兄弟の後輩としてのプライドも背負いながら、さらなる勝利を目指しています。
今後も無敗の記録を伸ばし続け、総合格闘技界のスターとなる姿が期待されます。
ファンからもその実力が認められている秋元選手の今後の活躍から目が離せません。
秋元強真選手とは?朝倉未来が認める才能が目指すRIZIN王者への道