大学無償化の多子世帯3人目の数え方が発表されました。
大学無償化の多子世帯3人目の数え方が、どのようなものなのか?結局もらえるハードルは高いのではないか?というような疑問が湧いてきたので、現在どのような考え方が多いのか調べてみました。
大学無償化の多子世帯3人目の数え方は?
対象となるのは、扶養する子どもが3人以上いる世帯の子で、所得制限はない。
例えば3人きょうだいで第1子と第2子が大学に在籍していれば、2人とも対象となる。
ただ、第1子が卒業後に扶養を外れると、扶養する子どもが2人となるため、第2子と第3子は対象外となる。
引用元:Yahoo!ニュース
このような発表がありました。
やはり、大学生以下の扶養者ということのようです。
全員が大学生以下の場合
大学無償化の多子世帯3人目の数え方として、まず一つ目に「子ども全員が大学生以下でないとカウントされないのでは」と予想されていましたが、その通りでした。
つまり子ども3人が「年齢的に22歳以下の必要がある」ということに。
しかし、現代の日本社会では結婚願望がない世代が増えているのと、子どもを授かっても経済的な理由などから2人目を悩む夫婦もたくさんいますよね。
そのため「大学無償化」の恩恵を受けられるのは、年齢差がない三つ子などかなり狭まりそうな気がします・・・。
1,2人が大学卒業している場合
子供が3人だった場合、第1子が高校を卒業したり、扶養から外れると、第3子は第2子に繰り上がって、大学の無償化の対象から外れるかどうか、という疑問が生じますね。
みんなの不安が的中し、第1子が扶養から外れたら扶養者が2人になったと考えることが発表されました。
また、子供が1人または2人の世帯は、今回の政策の対象外となるということなのか?といった疑問っが飛び交っていました。
3人以上子どもがいても、卒業して扶養から外れて2人以下になったら3人子供が居るとは数えてもらえないことがわかりました。
大学無償化の子どもの扶養の有無は?
大学生以下の扶養者が3人、1人でも卒業すればもう対象からはずれることになると、これから先は間をあけずに生んだ方がいいのか?みたいな考え方にもなってきます。
そもそも3人を育てるというのも悩む夫婦が多い中、該当する家庭がどのくらいになるのか?となると誰にでも平等とは言えない制度のようにも思えます。
2024年度から多子世帯への大学生などが対象の奨学金制度を改正すると発表されています。こちらでも、多子世帯への支援が広がるようになっています。
多子世帯だけが、奨学金にも優遇を受けるというのは子供が2人以下の世帯を軽く見過ぎているとも思います。
子どもが3人以上の世帯は何割?
2022年の国民生活基礎調査によると、児童のいる世帯のうち、「3人以上」の児童がいる世帯は12.7%だったそうです。
さらに、2018年の国勢調査によれば、夫婦や子供に関連する世帯の中で、未婚の親族を含む「3人以上」の子供がいる世帯は14.2%でした。
と、このような割合が報告されています。
少子化の影響なのか、「3人以上」という条件に合う世帯も多くはないようです。
さらに、これに年齢が上昇して扶養から外れることで資格が消失するようであれば、かなりの確率で「大学無償化」と聞いて皆さんの考えるものは、対象者が少ないと考えられます。
まとめ
大学無償化の多子世帯3人目の数え方がまだ決定していない中、どのような考え方があるのか、対象になる方の割合など、調べてみました。
少子化対策の一環ということですが、子どもを産む人を増やす前に、結婚する人を増やすことが大事であると気付いてほしいなと思っていますが、個人的な意見です^^。