新しいドラマ『錦糸町パラダイス~渋谷から一本~』(通称「錦パラ」)が2024年7月12日(金)の深夜24時12分より放送開始されます。
このドラマは、俳優の柄本時生さんと今井隆文さんが初めてプロデュースを手掛けた作品で、東京・錦糸町を舞台にした人間ドラマの群像劇です。
豪華なキャスト陣と共に、多彩な人生模様を描き出すこのドラマについて、原作の有無、脚本家、そしてあらすじを詳しく紹介します。
錦糸町パラダイスに原作はある?
『錦糸町パラダイス』は完全オリジナルストーリーです。
この作品は、既存の小説や漫画、映画などを原作としていません。
俳優の柄本時生さんと今井隆文さんが、飲み屋で交わした「面白いことをやりたい」という夢見がちな会話をきっかけに、30代で実現させたプロジェクトです。
彼らは友人の賀来賢人、落合モトキ、岡田将生らと共に劇団「年一」を結成し、このドラマを創り上げました。
原作がない分、新鮮なストーリーテリングと独自の視点で視聴者に驚きと感動を提供してくれるはずです。
錦糸町パラダイスの脚本家は?
『錦糸町パラダイス』の脚本は、今井隆文さんが担当しています。
今井隆文さんは、俳優としても活躍しており、本作ではプロデューサーも務めています。
彼は以前から多方面で才能を発揮しており、本作では彼の脚本家としての才能が存分に発揮されると思います。
また、テレビ東京のドラマ室の太田勇さんと、「劇団普通」主催者の石黒麻衣さんも脚本作りに参加しています。
太田勇さんは、柄本時生さんと今井隆文さんの「どっちが良いとか悪いとか決めつけない群像劇をやりたい」という要望に応じて、このドラマの脚本を共同で執筆しています。
総監督を務めるのは廣木隆一さんです。
廣木監督は、柄本さんが20年前に初めて出演した映像作品『4TEEN』の監督であり、映画『余命1ヶ月の花嫁』『月の満ち欠け』『母性』、そしてテレビ東京開局60周年特別企画ドラマスペシャル『生きとし生けるもの』でも監督を務めた実力派です。
錦糸町パラダイスのあらすじ
錦糸町……きっと、東京スカイツリーが日本で一番美しく見える街。
その一角に、『整理整頓』というハウスクリーニング店があった。社員は、社長の大助(賀来賢人)、車椅子の裕ちゃん(柄本時生)、そして後輩の一平(落合モトキ)の幼馴染の3人。
彼らが掃除するのは、裸の王様だった若手起業家が潰した会社や、10年前に娘をイジメで亡くした夫婦の家、幼馴染が働いていたフィリピンパブ、責任を取りすぎて壊れた映像会社の社長のオフィス、会社ではセクハラ三昧、帰れば年老いた母を介護するセクハラ親孝行息子の家などちょっと事情を抱えた場所ばかり……。
そんな錦糸町では最近、不思議な出来事が起きていた。街角にポツンと貼られた二次元コードを読み込むと、街で起きた過去の未解決事件や不祥事の真相につながるという。その告発を行っているのは蒼(岡田将生)だった。
『整理整頓』の3人が掃除をするのは、蒼が暴いた事件の加害者や被害者の家が多く、気づかぬうちに、蒼が暴いた事件と関わっていくことになる。
錦糸町を舞台に、掃除屋『整理整頓』の3人とルポライターの蒼を中心に、総勢50人以上の人生模様が映し出される。
そんな錦糸町は、現在、久しぶりに開かれる音楽フェスに向かって、静かに盛り上がりを見せていた。
引用:【ドラマ24】錦糸町パラダイス~渋谷から一本~ | テレ東・BSテレ東 7ch(公式) (tv-tokyo.co.jp)