サッカーは、世界中で愛されるスポーツですが、そのルールに変化が起こるようです。
最近では、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)やキックオフの変更など、新しいルールが導入されています。
そんな中、今話題になっているのが「ブルーカード」という新しいカードです。ブルーカードとは、どんなルールなのでしょうか?
また、ブルーカードが導入されたら、サッカーはどうなるのでしょうか?ここでは、ブルーカードに関する情報をまとめてお伝えします。
ブルーカードって何?サッカーの新ルールはどんなもの?
ブルーカードとは、国際サッカー評議会(IFAB)が検討している新しいルールの一つです。
IFABとは、サッカーのルールを決める最高機関で、FIFA(国際サッカー連盟)とイングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドの各サッカー協会から構成されています。
IFABは、毎年3月に年次総会を開き、サッカーのルールに関する議題を議論します。今年の年次総会では、ブルーカードの導入が承認される可能性があります。
ブルーカードとは、ラグビーにおけるシンビン(一時退場)のルールをサッカーに導入するために考えられた新しいカードです。
シンビンは、危険なプレーなどにより、一時的に試合から離れることを命じられるルールです。
ブルーカードを提示された選手は、10分間ピッチから離れなければなりません。ブルーカードは、審判の判断に異議を唱えたり、戦術的なファウルを犯したりした場合に使用されます。
このブルーカードは、1970年にイエローカードとレッドカードが導入されて以来、初めての新しい懲罰カードとして位置付けられます。
ブルーカードでサッカーはどうなる?
ブルーカードが導入されたら、サッカーはどうなるのでしょうか?
ブルーカードの目的は、選手の行動やファウルを抑制することにあります。
そもそもは、試合中の選手の態度などからこの新しいルールの導入について話し合われることになったようです。
戦術的なファウルにも焦点が当てられ、期待されるカウンターアタックが阻害される光景は、ファンにとってストレスフルなもので、イエローカードだけで充分なのかという疑問もあり、それを議論する必要があったということのようです。
ブルーカードの導入により、選手は審判へのリスペクトを向上させ、戦術的なファウルも減る可能性があります。
また、10分間の一時退場は、選手とチームの両方にとって大きなハンデとなるので、選手はより注意深くプレーするようになるかもしれません。
ただし、ブルーカードはサッカーの流れやスピードにも影響を与える可能性があります。
10分間の退場は、試合の結果や進行に大きな影響を与えるでしょうし、ブルーカードの基準や運用方法については、明確に定める必要があります。
ブルーカードの導入がサッカーのルールにどのような変化をもたらすかは、まだ不透明ですが、その影響は大きいのではないしょうか。
まとめ
ブルーカードというサッカーの新ルールについて現状でわかっていることをまとめました。
ブルーカードは、ラグビーにおけるシンビンのルールをサッカーに導入するために考えられた新しいカードでした。
ブルーカードを提示された選手は、10分間ピッチから離れなければなりません。
ブルーカードの目的は、選手の振る舞いやファウルの抑制にあると言われています。
まだ未知数なこのブルーカード導入に対しては注視していきたいです。