2024年5月23日現在、2024年の24時間以内に台風に変わる見込みのある熱帯低気圧が発生し、その後台風1号に変わりました。
カロリン諸島付近に発生し、フィリピンの東に移動している台風1号の進路予想を調べました。
台風1号2024のたまごが発生?台風発生状況から進路予想!
ついに発生した台風のたまごです。2024年5月23日に発生した熱帯低気圧aでしたが、まだたまごのままで2024年5月24日もまだ熱帯低気圧aです。
2024年5月26日21時現在は台風1号「EWINIAR(イーウィニャ)」としてフィリピンの東に位置しています。
これはわかりやすいので、Yahoo!の台風情報のものを使わせて頂いています。
カロリン諸島とは何だ?とGoogleマップで調べたところ
キャロライン諸島として表示されました。
英語の表記ですと、「Caroline Islands」となるようですので、キャロラインと言えばキャロラインです。日本でカロリン諸島と呼ぶことの方に疑問が湧いてきました。
調べてみましたがよくわかりませんでしたので、また事情がわかったら追記したいと思います。
台風にはあまり関係ないですが。。
台風1号2024発生はいつ頃になる?過去の台風発生状況
台風が季節の風物詩のように考えているわけではなく、大きさ、進路などによっては多大な被害もおこりうる台風の発生状況については、いつも警戒をしている状態です。
結論から言いますと現段階でいつ頃台風が発生するよ、、とは言い切れないです。
でも、ここ数年で考えると5月半ばを過ぎてまだ0件というのは「アレ?」と思ってしまいますよね。
そこで過去の台風1号発生時期と、月ごとの発生件数を調べてみました。
年 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年間 |
2024 | |||||||||||||
2023 | 1 | 1 | 1 | 3 | 6 | 2 | 2 | 1 | 17 | ||||
2022 | 2 | 1 | 3 | 5 | 7 | 5 | 1 | 1 | 25 | ||||
2021 | 1 | 1 | 1 | 2 | 3 | 4 | 4 | 4 | 1 | 1 | 22 | ||
2020 | 1 | 1 | 8 | 3 | 6 | 3 | 1 | 23 | |||||
2019 | 1 | 1 | 1 | 4 | 5 | 6 | 4 | 6 | 1 | 29 | |||
2018 | 1 | 1 | 1 | 4 | 5 | 9 | 4 | 1 | 3 | 29 | |||
2017 | 1 | 1 | 8 | 5 | 4 | 3 | 3 | 2 | 27 | ||||
2016 | 4 | 7 | 7 | 4 | 3 | 1 | 26 | ||||||
2015 | 1 | 1 | 2 | 1 | 2 | 2 | 3 | 4 | 5 | 4 | 1 | 1 | 27 |
2014 | 2 | 1 | 2 | 2 | 5 | 1 | 5 | 2 | 1 | 2 | 23 | ||
年 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年間 |
気象庁のデータを元に作成しています。
過去の10年のデータを見ると4月まで台風発生が0件だったのは、2016年と2020年だけでした。
2016年は6月まで0件だったにもかかわらず7月には4件も発生して、年間発生数は他の年と変わらないくらいの数になっています。
感覚的には、早くから台風が発生すると年間の総発生数も多い気がしていましたが、表を見る限りでは、最初の発生が早くても遅くても、平均すると年間で25件くらいの台風は発生しているということです。
ここで、2023年の発生件数が目を引くのではないかと思います。例年に比べて少ないです。
これは、フィリピン沖に「モンスーントラフ」というものが、ほとんど発生しなかったからとのことです。
このモンスーントラフが出来て、モンスーンが左下から、貿易風が右上から吹いて反時計回りに大きな風の循環を起こすことで台風が生まれるという仕組みになっています。
このモンスーントラフが現れる回数が少なかった理由ははっきりしませんが、台風の数が減ったのはそういう理由でした。
でも、台風が少ない年に発生する台風は何故か威力が強かったというのもデータとして残っていました。
数が少なくても油断はできないということですね。
まとめ
気象現象は年々変動しており、地球温暖化の影響も無視できないと考えます。
温暖化が進むことで、台風の発生パターンや強度に変化が生じる可能性があります。
2024年の台風発生がまだ0件であることは異常とまでは言いませんが珍しいパターンの年ではあると思います。
過去のデータ的には、今後の本格台風シーズンにおいて油断は禁物であろうと予測します。
自然災害に対する備えを万全にし、安全な生活を送るための準備を怠らないようにしましょう。