新年を祝う特別な日であるお正月は、家族や友人が訪れることも多いため、玄関を美しく飾っておもてなししたいですよね。
お正月に飾る花々には、それぞれ縁起の良い意味があります。
こちらでは、玄関に飾るお正月の花やその意味、そしておしゃれな飾り付けのアイデアについてご紹介します。
お正月に玄関に飾る花の種類と意味は?
お正月に玄関に飾る花は、以下のようなものがあります。
松:松は常緑樹であり、冬でも葉を落とさないことから、不老不死や長寿の象徴とされています。
また、松は神様の依り代として邪気を払うとも言われています。
お正月には門松や松飾りを玄関に飾って、年神様を迎えましょう。
梅:梅は寒い冬に最も早く花を咲かせることから、希望や開運の象徴とされています。
また、梅の花は紅白に咲くことが多く、縁起が良いとされています。
お正月には枝に苔が生えた苔梅や、枝が捻られたように曲がった雲龍梅などを飾って、春の訪れを感じましょう。
菊:菊は中国から不老不死の薬草として伝わり、長寿や繁栄の象徴とされています。
また、菊は華やかで色形が多彩なので、お正月には華麗な雰囲気を演出します。
お正月には小型の菊を使った菊花鳥や菊花人形などを飾って、菊の魅力を楽しみましょう。
蘭:蘭は古くから高貴な花とされ、高貴や高尚なものの象徴です。
お正月には高級な花を飾り、繁栄を祈願する習わしもあります。
また、蘭は香りが良いため、玄関に飾ると心地よい香りが広がります。
お正月には胡蝶蘭やシンビジウムなどの洋蘭を用いて、洗練された雰囲気を演出しましょう。
葉牡丹:葉牡丹はキャベツと同じアブラナ科の植物で、葉が牡丹の花に似ていることから名付けられました。
葉が紅白に染まることや葉が重なり合うことから、縁起が良いとされています。
お正月には葉牡丹と南天や福寿草などを寄せ植えにして、玄関を飾りましょう。
福寿草:福寿草は雪国において最も早く春の訪れを告げる花で、新年を迎えるにふさわしい縁起の良い花です。
福寿草は鮮やかな黄金色の花を咲かせ、富や幸福を象徴します。
お正月には福寿草と南天や葉牡丹などを寄せ植えにして、玄関を飾ってみてください。
お正月の玄関に花を飾るコツ
お正月の玄関に花を飾る際には、次のヒントを参考にしてみてください。
色や形を揃える:お正月には、鮮やかで縁起の良い色や形の花を選ぶと良いです。
例えば、紅白や金色、円形や重なる形の花がおすすめです。
花の色や形を統一することで、まとまりのある見栄えになります。
花器や装飾を工夫する:お正月の花を飾る花器や装飾にもこだわりましょう。
和風や洋風の雰囲気に合わせて花器を選ぶと良いでしょう。
また、お正月らしい飾りを取り入れると、お祝いムードが一層盛り上がります。
鏡餅やお札、お守り、扇子、提灯などを利用するのも良いですね。
配置とバランスを考える:玄関に花を飾る際は、配置やバランスにも気を配りましょう。
玄関の広さや形に合わせて、花の大きさや数を調整するとバランスが取れます。
また、花の高さや向きも考慮しましょう。例えば、高い位置に飾る場合は、花を下向きに配置すると見やすくなります。
お正月の玄関に花を飾るまとめ
お正月に玄関に花を飾ることで、新しい年の始まりに年神様や訪問者を歓迎し、幸せや繁栄を願うことができます。
お正月には縁起の良い花々、例えば松や梅、菊や蘭、葉牡丹や福寿草など、お好みの花を選んで、玄関を華やかに演出しましょう。
また、花の色や形を統一したり、花器や飾りを工夫したり、配置やバランスを考慮したりすることで、おしゃれな玄関にすることができます。
お正月の玄関に花を飾って、新たな年を明るく迎えましょう。
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